【平成の長崎】「或る列車」長崎―佐世保間 運行始まる

平成27(2015)年

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 JR九州の観光列車「或る列車」の長崎-佐世保間での運行が2015年11月1日、始まった。佐世保市のJR佐世保駅で式典があり、関係者や市民が、金色を基調に唐草模様をあしらった優雅な外観の列車の出発を見送った。
 或る列車は2両編成(定員38人)で1日1往復。大村湾などの眺望を車窓から楽しみながら、旬の地元食材をふんだんに使ったスイーツを堪能できる。
 式では、JR九州の青柳俊彦社長が「長崎での運行が始まりうれしい。列車を見かけたら手を振ってもらいたい」とあいさつ。中村法道知事、朝長則男佐世保市長らのテープカットの後、設計を手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治さんと、西島義久佐世保駅長の合図で発車した。
 家族4人で出発式に訪れた同市大和町の主婦、井手絵美さん(35)は「きらきらして豪華。子どもが大きくなったら乗りたいですね」と話した。
 長崎での運行は来年3月30日まで。片道2万円から。JR九州分は既に完売。旅行会社販売分には若干の残りがあるという。
(平成27年11月2日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

水戸岡さん(左)と西島駅長の合図で出発する「或る列車」=佐世保市、JR佐世保駅