一戦必勝、優勝へ「チーム一丸」 ロアッソ新主将・鈴木翔登

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インタビューに応じる熊本の鈴木翔登主将=水前寺競技場
練習でボールを受けるDF鈴木翔登主将=県民総合運動公園サッカー場

 大声で鼓舞し、仲間を引っ張る元気印だ。J2復帰へと突き進む旗振り役として新主将を託されたDF鈴木翔登。「チームのためにやってやるという気持ちしかない。34試合全てに一戦必勝で臨む。優勝したい」と断言する。

 昨季はJ2で9勝7分け26敗。22チーム中ワーストの79失点だった。今季は3バックから4バックに変え、守備を立て直す。「失点しないためにはコミュニケーションを密にし、チームで守る意識が必要。今年は全員が練習から活発に声を出し、位置取りなどを互いに要求している。しっかり準備ができた」と手応えを口にする。

 個人としても雪辱を期す。昨季の出場は16試合にとどまった。「センターバックとして力になれず、J3降格の責任を感じた」と振り返る。

 2015年に熊本でプロのキャリアをスタートさせた。「ロアッソ愛」にあふれる26歳は「悔しがったり、泣いたりしたサポーターの昨季の表情は心に刻んでいる。だからこそ今年に懸ける」と恩返しを誓う。

 J2で下位に長く沈んできた昨季までとは一転し、優勝候補として臨む初めてのJ3では追われる立場だ。残る17チームの徹底マークが予想される中、「タフな精神力でプレッシャーを乗り越え、1年間を戦い抜く」。

 J2復帰を果たすため「チーム一丸」を強調する。「長いシーズンは良い時も悪い時もある。仁朗ちゃん(植田龍仁朗)、周平(上村周平)の副キャプテン2人と一緒に全員をまとめ、前に進みたい」。固い決意を胸に12月の最終戦まで疾駆する。

(2019年3月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)