研究データ持ち出し疑い、京都

遺伝子関連、男を書類送検

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元社員が研究開発データを不正に持ち出した問題で、謝罪するアークレイの松田猛社長(中央)ら=8日午後、京都市

 医療機関から提供を受けた患者の遺伝子検査結果を基にしたとみられる研究開発データを不正に持ち出したとして、京都府警上京署は8日までに、不正競争防止法違反(営業秘密領得)容疑で、臨床検査機器メーカー「アークレイ」(京都市)の元社員の男(38)=神戸市垂水区=を書類送検した。7日付。

 男は、京都大病院などから提供を受けた患者の遺伝子検査結果を含む約2万3千件の情報を持ち出したとみられている。

 送検容疑は昨年5~6月、同社が管理していた研究開発データなど社外秘のデータ計17件を、不正にUSBメモリーに複製するなどして社外に持ち出した疑い。