輸入小麦価格1.7%引き下げ

TPP効果、生活影響軽微

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大型機械で小麦を収穫するオーストラリアの農家=ジェームズタウン(ロイター=共同)

 農林水産省は8日、今年4月期(4~9月)の輸入小麦の政府売り渡し価格を、主要5銘柄の平均で昨年10月期に比べ1.7%引き下げ、1トン当たり5万4630円にすると発表した。引き下げは5期(2年半)ぶり。環太平洋連携協定(TPP)の発効に伴う実質的な関税「輸入差益」の削減や、燃料価格の値下がりで海上輸送運賃が下落したのが影響した。

 売り渡し価格は半年ごとに見直している。小麦の国際価格には大きな変化はなかった。農水省の試算によると、今回の引き下げの影響は食パン1斤で0.2円、うどん(外食)1杯で0.1円、小麦粉(家庭用薄力粉)1キロで1円にとどまった。