パイオニア、外資の傘下入り

開拓の歴史、再出発

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パイオニアのロゴマーク

 パイオニアは8日、香港ファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」から770億円の出資を受けて傘下に入った。創業から約80年、社名の通り世界初の商品で市場を「開拓」してきた。しかし業績が悪化し、外国資本のもとで、東京証券取引所第1部の上場を廃止して再出発する。

 1月下旬、傘下入りを決める東京都内の株主総会会場には、長年の愛好者たちが集まった。約40年、オーディオ機器のファンだったという60代男性は「今日はお葬式だ。最後の姿を見届けに来た」と惜しんだ。

 スピーカーを祖業とするパイオニアは1938年に福音商会電機製作所として創業した。