人工透析せず、20人全員死亡か

東京都、学会提言順守を指導

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東京都福生市の公立福生病院=8日午後

 東京都福生市の公立福生病院の人工透析中止問題で、同病院で2013~18年、治療方針を相談した腎臓病患者のうち、透析開始を選択しなかった約20人全員が死亡していたとの情報があり、東京都が確認を進めていることが8日、関係者への取材で分かった。医師が治療を始めない選択肢も示したとみられるが、患者の容体など日本透析医学会が提言で示す条件に反した可能性がある。東京都は6日に立ち入り検査した際、提言を順守するよう指導した。

 同病院では治療中の女性=当時(44)=に医師が(1)治療継続(2)治療中止―の二つの選択肢を示し、中止を選んだ女性は1週間後に死亡していた。