三陸鉄道 日本で最長の第三セクター鉄道に!

※震災後クウェートの支援で導入された36-700形01号 前面にクウェートの国章が飾られています

東日本大震災で不通になっていたJR山田線の宮古駅〜釜石駅間55.4kmが、3月23日(土)に三陸鉄道によって再開されます。これによって、三陸鉄道は、北の北リアス線の久慈駅から宮古駅の71.0kmと南リアス線の釜石駅〜盛駅間の36.6kmと南北に163.0kmという長大な第三セクターの路線になります。南北リアス線は、間の元JR山田線部分も加わることで1本のリアス線になります。

この長大な路線を三陸鉄道一社で賄うために、震災後クウェートの支援で3両が導入された36-700形が2014年の旧車両置換の3両に加え更に4両増備されています。

3月23日(土)の”リアス線”全線開通を記念するイベントが旧山田線各駅で実施されます。


東日本大震災の前、2009年9月に久慈駅9:12発の盛駅行直通列車に乗ったことがあります。当時、今回の新リアス線を一気に走る列車が1日に1往復設定されていたのです。青春18きっぷで乗り継ぎの場合、北リアス線は1,900円が950円に南リアス線の1,050円が530円に割引されました。

※2009年9月撮影 36-100形109号

JR山田線内もそもまま三陸鉄道の車両で南下しました。

※JR山田線吉里吉里駅

2009年は、3時間49分乗車して13:01に盛駅に到着しています。これを機に、今度は盛駅から久慈駅まで一気に走る列車があれば乗りに行きましょう!

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