神奈川県南足柄市内で、地元住民が品種改良した「春めき桜」が開花し始めた。
JAかながわ西湘福沢総合選果場近くの怒田丘陵(同市怒田)では約120本が植えられ、淡いピンクの花が二~四分咲きに。
住民グループ「春めき桜を育てる会」によると、開花が予想より早いため、9、10の両日開催する「軽トラック市」を、「一の堰ハラネ春めき桜まつり」(16、17日)の前哨戦として盛り上げる。
軽トラック市は午前10時から午後2時までで、地場産の野菜や果物を販売する。同丘陵までは伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅から箱根登山バス新松田駅行きで「足柄高校前」下車徒歩約10分。
市によると、171本が植えられた狩川の土手沿い(狩野、中沼)では、まだ咲き始めの状態という。