防犯、交通安全に向け協定 相浦署と陸自相浦駐屯地

 相浦署と陸上自衛隊相浦駐屯地は8日、防犯や交通安全に向けて連携、協力する「安全安心なまちづくりに関する協定」を結んだ。同署によると、陸自と警察がこうした協定を締結するのは全国で初めて。
 関係機関と連携して、犯罪被害防止や交通事故防止のキャンペーン活動、行方不明者の捜索、見守り活動などに取り組む。
 同駐屯地で開いた締結式で青木伸一司令は「協定の内容を具現するために努力する。さらに地域と一体となり、役割を果たしたい」とあいさつ。竹市栄雄署長は「犯罪や交通事故の被害を防止する上で大きな力になると確信している。互いに情報を共有し、幅広い活動をして地域の安全意識の高揚を図る」と述べた。

協定を結んだ竹市署長(左)と青木司令=佐世保市大潟町、陸自相浦駐屯地

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