被災地と内陸結ぶ道が開通、岩手

復興加速化に期待

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三陸沿岸道路と東北横断自動車道の開通式典で通り初めをする車両=9日午後、岩手県釜石市

 東日本大震災の被災地で国が整備している復興支援道路のうち、岩手県の釜石市と内陸部の花巻市を結ぶ80キロが全線開通するのを受け、国と地元自治体は9日、釜石市で式典を開いた。

 テープカットに参加した安倍晋三首相は「この道路が沿岸と内陸のさらなる連携に寄与し、復興が一層推進されるよう、政府一丸で取り組みたい」とあいさつした。達増拓也知事は「岩手が一つになる」と述べ、物流性の向上と復興の加速化に期待を寄せた。

 国は被災地で、三陸沿岸を縦貫する復興道路と、沿岸と内陸を結ぶ3本の復興支援道路の整備を進めてきた。4本のうち初の全線開通となる。

三陸沿岸道路と東北横断自動車道の開通式典を前に披露された伝統芸能「虎舞」=9日午前、岩手県釜石市