電機大手、春闘ベアを千円で一致

労使が最後の直接交渉

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 日立製作所やパナソニックなど電機大手の2019年の春闘で、経営側と各労働組合でつくる電機連合の幹部が9日、東京都内で最後の直接交渉を行った。賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)を月額千円とすることで事実上一致し、各社は13日に一時金(ボーナス)とともに一斉回答する。

 各労組は4年続けて3千円のベアを求めていた。ベア実施は6年連続だが、千円での妥結は17年以来の低水準となる。

 中国経済の減速などで経営環境の不透明感が増しており、経営側には大幅なベアに対する慎重姿勢が目立った。ただ、組合員の士気向上にはベアが欠かせないと訴える労組に一定程度譲歩した。