8日にヨーロッパリーグ・ベスト16でレンヌと対戦したアーセナルは、前半3分に先制したところまでは最高の流れだった。ところが、前半41分に流れが変わってしまう。アーセナルDFソクラティス・パパスタソプーロスが相手選手を後ろから倒してしまい、2枚目のイエローカードで退場となったのだ。
抜け出そうとしたイスマイラ・サールはスピードスターとして有名で、パパスタソプーロスも少し手を出してしまったようにも見える。ただ、本人は前半のうちに2枚もイエローカードが出たことには納得できていないようだ。
英『Daily Mirror』によると、パパスタソプーロスはVARがあれば事態が変わったのではないかとの考えを示しており、判定に不満を漏らしている。
「当然僕たちは失望したよ。前半は良い入りだったからね。ゲームをコントロールしていたけど、レフェリーの判定でゲームが変わったんだ。10人でプレイするのは難しい。レフェリーは簡単にイエローカードを2枚提示した。両方ともイージーなカードだった。1枚目は触っていなかったし、2枚目も非常にイージーだった。VARがあれば退場になっていなかっただろう。レフェリーを批判する気はないが、VARがあれば助けになる」
もっともイエローカードの公平性についてVARが使用されるかは微妙なところだが、パパスタソプーロスとしては納得できなかったようだ。2枚目に関しては明らかに遅れていたため、それも印象が悪かった。
アーセナルは1-3で敵地でのゲームを落としたため、ホームでの第2戦では最低2点が必要だ。パパスタソプーロスはチームメイトがそれをやってくれると信じているようだが、逆襲はあるか。