春の客船シーズン、見送りイベント開催へ 横浜港

豪快な演奏で乗客らを魅了した「打鼓音」=2018年12月、大さん橋

 春の客船シーズンを迎える横浜港で、クルーズ客船の出港時に市民らで盛大に見送るイベントが企画されている。今月は2隻の外国客船が初入港を予定しており、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)では、ミュージシャンらによる歓送演奏が披露される。

 横浜市によると、大さん橋屋上で歓送演奏は今月4回開催される。「にっぽん丸」が出帆する10日午後4時45分から、マーチングバンド「ザ・ヨコハマ・スカウツ」が出演する。

 初入港の2隻のうち「コロンバス」が出港する12日午後6時45分からは市立港中吹奏楽部が演奏。「アルバトロス」が船出する23日午後5時45分からは太鼓「打鼓音」による歓送演奏が披露される。

 市立小机小マーチングバンドは、26日午後4時45分から「ダイヤモンド・プリンセス」の歓送演奏を担当する。

 大さん橋では客船の出港に合わせて、黄色いハンドタオルやケミカルライトを使った見送りイベントを催しており、大勢の市民の参加を呼び掛けている。問い合わせは、同ターミナル総合案内電話045(211)2304。

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