海上漂流の負傷者、ヘリで搬送 海自護衛艦拠点に救護活動訓練

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護衛艦ひゅうがの甲板からエレベーターで救助者を船内に運ぶ海上自衛隊の隊員たち(京都府舞鶴市北吸・海自北吸桟橋)

 海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」を拠点にした医療活動訓練「京都舞鶴防災フェスタ」が9日、京都府舞鶴市北吸の海自北吸桟橋で行われた。海上保安庁や京都市消防局などのヘリが、負傷者や救急物資を甲板まで運び、艦内での救護活動手順を確認した。

 訓練は京都府や舞鶴市、海自舞鶴地方隊が実施。約30機関、約1200人が参加した。府北部を震源とする大規模地震で舞鶴市内の医療機関が被災したという想定で、傷病者を被災地外に搬送する拠点として、ひゅうがに臨時医療施設を設置した。

 海上を漂流する負傷者を海上保安庁のヘリが救助し甲板に搬送。舞鶴市内の孤立集落から搬送された負傷者らとともに、京都第一赤十字病院などの災害派遣医療チーム6隊が負傷程度に応じて治療の優先度を判定するトリアージや応急処置を行った。