東日本大震災、11日で8年

遺構の高校校舎が公開

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震災遺構となった宮城県立気仙沼向洋高の旧校舎=10日午前、宮城県気仙沼市

 東日本大震災の発生から11日で8年となる。

 震災による全国の死者は、岩手・宮城・福島の3県を中心に1万5897人、行方不明者は2533人に上る(8日現在)。今も約5万2千人が避難生活を送り、プレハブの仮設住宅でも約3千人が暮らしている。

 津波の被害に遭い震災遺構となった宮城県立気仙沼向洋高の旧校舎(気仙沼市)は、10日から一般公開が始まった。各地で被害を物語る建物が次々と姿を消す中、新たな伝承の拠点として期待される。

 気仙沼向洋高は、津波が4階建て校舎の4階床上まで到達した。流れ込んだ車やがれき、壊れた机などがそのまま残り、校舎内を歩いて見学できる。

一般公開が始まった宮城県立気仙沼向洋高の旧校舎。流れ込んだ車やがれきが残る=10日午前、宮城県気仙沼市