震災後に縁、テレビ電話で交流 長野市と陸前高田市

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テレビ電話を通じて手紙への感謝や近況を伝える近藤乃子さん(右)

 東日本大震災から8年の節目が迫った9日、県内外で記念の催しが行われた。陸前高田市の被災者に手紙を送る活動を続けている長野市のボランティア団体「被災地オテガミプロジェクト推進チーム」(久保田洋一代表)は、陸前高田市の市民とテレビ電話で交流した。震災翌年の2012年から始まった交流は色あせることなく続いている。

 長野市では陸前高田市、大槌町の語り部らを招いた交流会が開かれ、陸前高田市のアバッセたかたと結んでテレビ電話による中継も実施した。

 アバッセたかたに集まった陸前高田市民ら約10人は、映像がつながると長野から届いたサクラを飾って手紙への感謝を伝え、互いに再会を約束した。昨年4月に長野から26人が訪れて高田松原のマツ苗を植樹しており、NPO法人高田松原を守る会の鈴木善久理事長が生育状況を説明した。