中島翔哉が攻撃の中心! アル・ドゥハイルに加わる新たな”プレイメイカー”

アル・ドゥハイルに加わった中島 photo/Getty Images

カタールの強豪クラブとしてアジアチャンピオンズリーグ(ACL)での躍進が期待されているアル・ドゥハイルは、グループステージ初戦でエステグラルを3-0で撃破してみせた。アル・ドゥハイルといえば、今冬に日本代表MF中島翔哉が加入したクラブだ。中島に加えてユヴェントスからDFメフディ・ベナティアも加わっており、ACLでも見逃せない存在になっているのだ。

初戦から3-0の快勝を収めることとなり、滑り出しは見事だ。それを受けてAFC公式がアル・ドゥハイルのパフォーマンスを分析しているが、中島のことを攻撃の中心人物に挙げている。

アル・ドゥハイルは[3-4-3]のシステムを選択し、中島は左のウイングで先発出場。スタートはウイングだが、ウイングバックのナージーとアル・ブリーキが幅を取るため中島らの動きは変わってくる。

「中島は中盤深くまで下がってくる。中島はアル・ドゥハイルの全ての攻撃の中心であり、深い位置からのドリブルやパスで守備を崩す。スタートはワイドな位置だが、中島はアル・ドゥハイルの重要なプレイメイカーだ」

同サイトはこのように伝えており、中島がより中央でプレイしていたことに触れている。このゲームではセンターフォワードのユセフ・エル・アラビが得点を決めているが、中島はエル・アラビらにチャンスボールを供給していくことが1つの仕事となるのだろう。中島自身のゴールはなかったが、アル・ドゥハイルで重要な役割を任されているのは間違いない。アジア制覇へカギを握る選手の1人と言えるだろう。

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