【超簡単レシピ】隠し味にバター!和食にも合うフランスの野菜炒め

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サラダにオーブン焼き、野菜のタルトにファルシ(※野菜に詰め物をしてオーブン焼きにしたもの)、野菜の煮込みなど、フランスの家庭でも野菜料理をよく食べます。なかでも、カンタンなものといえば「ポワレ・ドゥ・レギューム」。フランス風の野菜炒めです。

野菜炒めに”バター”がポイント

実家に帰省中の友人宅に、泊まりがけで遊びに行ったときのことです。友人のお母さんが、夕食の肉料理の付け合せにと野菜炒めを作ってくれました。

ズッキーニとニンジンという、とてもシンプルな野菜炒めでしたが、これが驚くほど美味! 今まで食べた野菜炒めとは、ひと味違う味付けでした。コツをたずねてみたところ「隠し味にバターを使う」とのこと。これだけで、劇的に野菜炒めがおいしくなるなんて・・・!

翌日、お母さんに作り方を見せてもらったところ、隠し味というよりは結構多めにバターを使っていましたが・・・。どうやらおいしさのポイントはバターにあるようです。

フランスの家庭の味、野菜炒めのレシピ

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冷蔵庫に余っている野菜でパパッと気軽に作れる野菜炒め。フランス風に仕上げてみましょう。ワインを少量加えるのも、おいしさのポイントですよ。

【材料】(2人分)

お好みの野菜(※今回はズッキーニ1本とパプリカ1コ使用)

ニンニク・・・1/2片

オリーブオイル・・・大さじ1

バター・・・20g

タイム・・・小さじ1

白ワイン・・・大さじ2

塩・・・適宜

【作り方】

1. フライパンにオリーブオイルとバターを入れて、中火にかける。

2. 食べやすい大きさに切ったズッキーニ、パプリカを加えて炒める。ニンニクのみじん切りも加えて炒め、5分ほど炒める。野菜がしんなりしてきたらタイムと白ワインを加えてさらに2〜3分炒める。塩をきつめにふり、味を調える。

パンだけでなく、ご飯に合わせても

フランス料理は総じて味が濃いので、野菜炒めも塩を少々きつめに仕上げると、より本場の味に近づくと思います。味が濃いので、パンだけでなくご飯のおかずにもぴったり。もちろん、パスタにも合います。

ハーブが苦手な方はタイムなしで作っても大丈夫ですが、白ワインは加えてみてください。和食を作るときに、日本酒を加えるようなイメージです。風味が格段にアップしますよ!

塩を控えめにして、しょう油をプラスしてもいいですね。冷めてもおいしいので、多めに作って、お弁当のおかずにもオススメです。

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