社会融資総量、1~3月数値の総合的判断が望ましい 易綱人民銀総裁

©新華社

社会融資総量、1~3月数値の総合的判断が望ましい 易綱人民銀総裁

10日、記者会見で質問に答える易綱氏。

 【新華社北京3月10日】中国の第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議プレスセンターは10日午前10時半(日本時間同11時半)、「金融改革と発展」に関する記者会見を開き、中国人民銀行(中央銀行)の易綱(えき・こう)総裁、陳雨露(ちん・うろ)副総裁、潘功勝(はん・こうしょう)副総裁兼国家外貨管理局長、范一飛(はん・いっぴ)副総裁が内外記者の質問に答えた。

 易綱氏は、日本人記者から「社会融資規模のデータでは1月の融資が3兆2千億元(1元=約17円)増加したが、主に短期貸付や手形貸付が増加している。資金の「空転」や利食い行為につながるのではないか」との質問を受け、次のように述べた。

 中央銀行はこれに関連する問題を非常に重視している。1月の数値の伸びが比較的速いのは、季節的要因があるからだ。1~3月の数値を合わせて見る方が全体的に把握しやすい。構造的な預金金利と手形金利、中央銀行による再割引金利を詳細に検討したが、全体的には大規模な「空転」や利食いはない。手形再割引全体で見ればやはり実体経済を支えている。主な支援対象になったのは小規模・零細企業と民営企業だった。