大型宇宙ごみ除去技術開発へ

政府、民間と共同で着手

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 政府は2019年度から、民間と共同で使用済みのロケット部品など大型のスペースデブリ(宇宙ごみ)を除去する技術の開発を始める。順調なら24年度にも除去機能を持たせた実証実験用の衛星を打ち上げ、25年度に軌道上で実際に除去を行う計画。宇宙ビジネス参入に向けた産業育成策の一環で、大型デブリの除去に成功すれば「世界初となる見込みだ」としている。

 開発を目指す衛星は地球を周回するデブリを捕獲し、大気圏に投入して燃焼させる仕組み。捕獲対象とするのは、役割を終えて軌道上に放棄されたロケットの上段部で全長10~12メートル、直径5メートル程度の「大型ごみ」だ。