11日(月)にかけ西~北日本太平洋側を中心に大荒れのおそれ 暴風、高波、低い土地の浸水などに警戒

暴風と高波に関する全般気象情報

 発達する低気圧の影響で、11日(月)にかけては全国的に風が強まり、波も高まる見込み。特に、11日は東日本から北日本の太平洋側を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなりそうだ。暴風や高波に警戒が必要となる。

 前線を伴った低気圧が日本の南にあって北東に進んでいる。低気圧は発達しながら11日朝には関東の沿岸に進み、その後は三陸沖を北上する見込み。

暴風・高波・高潮

 発達する低気圧の影響で、10日(日)夜は西日本の海上を中心に非常に強い風が吹き、海はしけそうだ。また、11日は東日本から北日本の太平洋側を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込み。暴風や高波、北海道では暴風雪に警戒が必要だ。

 また、東日本太平洋側では11日朝にかけて潮位が高い状態となる予想。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に注意。なお、暴風によって交通機関に影響が出るおそれもあり、最新の交通情報にも注意が必要となる。

10日午後9時の雨と風の予想

大雨

 低気圧の接近に伴い、九州から東北の太平洋側を中心に激しい雨が降り、大雨となる所もありそうだ。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意し、雪の多い所では雪崩にも注意が必要。

 また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生したり、ひょうの降るおそれもあるため、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

11日午前7時(上)と午後2時(下)の雨と風の予想

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