衝突直前「白い物体」目撃、新潟

高速船内も損傷

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衝突した高速船の調査に向かう運輸安全委員会の船舶事故調査官(後ろの3人)=10日午後、新潟県佐渡市

 新潟県・佐渡島沖の日本海で9日に佐渡汽船の高速船がクジラなどの海洋生物とみられる物体と衝突し、計80人が重軽傷を負った事故で、船長が「衝突直前に白い物体を目撃した」と話していることが10日、佐渡海上保安署への取材で分かった。

 また、船尾付近で見つかっていた船体外板の亀裂は横17センチ、縦約3センチと判明。潜水調査の結果、異常が見つかっていた水中翼は根元部分にゆがみがあったが、衝突の痕跡は見当たらなかった。佐渡汽船の乗組員による事故直後の船内の調査では右舷側後方の部屋で床などの損傷も確認された。