合格者発表で掲示ミス 「番号を内側に」京大が謝罪

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京都大(京都市左京区)

 国公立大入試の2次試験前期日程で、京都大の合格発表が10日、京都市左京区の京都大であった。経済学部の合格発表で、合格者14人の受験番号を記した部分を内側に折り込んだまま貼りだすミスがあった。ウェブ上での発表は正しく表示していたが、京大は対象者に順次、電話で合格を伝えた上で事情を説明して謝罪した。

 京大によると、受験生の関係者が「掲示板とウェブで内容が違う」との問い合わせがあり、発覚したという。京大は「掲示板を見てショックを受けただろう。申し訳ない」としている。

 10日の京都大の合格発表は、2次試験前期日程分で、10学部計2722人が合格。前期日程の合格者数は、募集人員(2669人)を53人上回った。受験者に対する実質倍率は約2.7倍だった。男女別で女性合格者の割合は前年比1.4ポイント減の20%。現役生が占める割合は前年と同じ60.3%だった。

 今年は、天皇杯第30回全国車いす駅伝と重なり、例年より1時間遅い午後1時に発表した。学部ごとに設けた掲示板前には発表前から受験生や保護者が詰めかけた。工学部では合格者の受験番号が掲示されると「あった」「よしっ」といった歓声があふれた。受験生は学生たちから「おめでとう」と祝福を受け、早速部活やサークルの勧誘を受けていた。