【台湾】TSUTAYA、今夏「カムバイ」1号店[サービス]

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カムバイの店舗イメージ(TSUTAYA提供)

DVDレンタルや書籍販売のTSUTAYA(ツタヤ、東京)は8日、台湾の飲料スタンドチェーン「COMBUY(カムバイ)」「COMBUYTEA(カムバイティー)」を手掛ける長沂国際実業との間で、日本国内における店舗展開に向けたライセンス契約を交わすことで基本合意したと発表した。今夏、東京都内に同ブランド1号店をオープンする計画。向こう5年で100店展開を目指す。

TSUTAYAの担当者によると、1号店をカムバイ、カムバイティーどちらのブランドにするかは現在検討中だが、都内に直営で路面店として設ける予定という。

メニューは台湾のメニュー数以上とし、日本限定メニューも加える計画。値段はカムバイでは1杯500円から、カムバイティーでは650円からを想定している。

TSUTAYAは、都内に1号店を出店後、首都圏をはじめとする各地域に5年で100店の展開を計画している。各地域では、直営店数店舗に加え、フランチャイズ形式でも出店する考え。

カムバイは2002年に台北市で1号店をオープン。品質にこだわった茶葉や、フルーツジュースを使って提供する台湾ティーが人気を呼び、現時点でアジアや欧州、オーストラリア、北米など海外11カ国・地域に282店を展開。メニュー数は500以上に及ぶ。カムバイティーはより上質な味わいの台湾ティーブランドとして09年に誕生し、現在海外5カ国・地域で10店展開する。

■独自開発の茶葉抽出マシン

TSUTAYAの担当者はNNAに対し、「有機農園で栽培された茶葉や果物を使うなど素材へのこだわりがカムバイの魅力」と説明。また、カムバイティーでは、注文を受けてから、独自開発のグラインダー(粉砕機)で茶種にあったサイズに茶葉を粉砕し、独自開発の茶葉エスプレッソマシンを使って、高圧・短時間で新鮮なお茶を抽出。お茶の種類によってさまざまなジュースやミルクと組み合わせるなどして、1杯ずつ丁寧に作ったオリジナルドリンクが売りといい、「本格的な台湾ティーの味わいで差別化を図る」と強調した。

さらに、「TSUTAYAとして、台湾ティー事業を通じて新たなライフスタイルの展開を提案し、コミュニティーの拠点となることを目指したい」と述べた。

■日本再進出へ

長沂国際実業によると、「カムバイ」は13年に宮城県仙台市に直営1号店を設けたが、当時提携を結んだ代理店と運営などでさまざまな問題が発生し、撤退。現在、日本での店舗展開はしていないという。

同社担当者はNNAに対し、「TSUTAYAは日本最大規模の書籍販売チェーンで、ライフスタイルの提案を得意としており、客層がカムバイと合致している。今回の提携を通じて、台湾の高品質なお茶を日本の消費者に味わってほしい」とコメントした。