オリ吉田正が“満弾回答”も侍J外野争い超熾烈 指揮官「たくさんいい選手が…」

©株式会社Creative2

2試合で計5打数4安打6打点と大暴れしたオリックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

2試合連続マルチで打率8割6打点も…侍J外野手には柳田、秋山、筒香

 フルスイング侍が満弾回答した。9、10日に京セラドーム大阪で行われた「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」のメキシコ戦で強烈な存在感を示したのが、吉田正尚外野手(オリックス)。2試合で計5打数4安打6打点(初戦3打数2安打1打点、第2戦2打数2安打5打点1四球1犠飛)をマークした。

 鮮烈な侍デビューだった。「5番・DH」で先発出場した第1戦で代表初打席で元日本ハムのメンドーサから中前へ先制適時打を放つと、8回2死の第4打席では中前打。「4番・左翼」と昇格した第2戦では初回無死満塁から右越えグランドスラムを弾丸ライナーでかけた。7回1死一、三塁では左犠飛を放った。5回先頭の中前打と合わせ、2試合連続マルチ安打。強烈な存在感を示した。

 だが、11月の世界野球プレミア12、2020年の東京五輪の代表入りへは“一発当確”とはいかない。今回の強化試合ではソフトバンクの柳田悠岐、西武の秋山翔吾、DeNAの筒香嘉智の常連の外野手の選出が見送られ、その他でも広島・鈴木誠也、巨人・丸佳浩らがいる。

 今回の強化試合に出場した外野手の中でもソフトバンクの上林誠知が第1戦で3安打猛打賞。結果を出せなかったが、日本ハム・西川遥輝には2年連続でパ盗塁王に輝いた足がある。稲葉監督は第1戦後に「外野手にたくさんいい選手がいる中で活躍してくれた。こういう結果も踏まえ、どうしていくか考えていきたい」と話すにとどめた。秋山、筒香は今オフにメジャー挑戦する可能性もあるだけに、2020年の東京五輪での代表入りはまさに不透明な状況だ。

 3年目の昨季はプロ初の全143試合出場し、打率.321、26本塁打、86打点をマークした吉田正。今季もオリックスの主軸として奮闘することが、世界野球プレミア12、東京五輪の代表入りへの鍵となりそうだ。(Full-Count編集部)