横断幕揺れて 先輩・貴景勝関に大声援 兵庫・仁川学院小の児童ら 大相撲春場所

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「がんばれ貴景勝関」と書かれた横断幕を掲げる子どもたち=エディオンアリーナ大阪(撮影・持木克友)

 10日に大阪市のエディオンアリーナ大阪であった大相撲春場所の初日で、兵庫県芦屋市出身の関脇貴景勝関(22)が、高砂市出身の妙義龍関(32)との兵庫対決を制した。会場では、母校の仁川学院小学校(西宮市)の児童や教諭ら約100人でつくる応援団が手作り横断幕を掲げ、土俵で戦う先輩に大声援を送った。

 貴景勝関は、小学3年生の時に相撲を始め、報徳学園中(同市)、埼玉栄高を経て、2014年9月に初土俵を踏んだ。昨年11月に九州場所で初優勝。母校で優勝報告会を行い、児童らとも交流している。

 応援団は「がんばれ貴景勝関」と描かれた横断幕(縦70センチ、横3メートル)を、2階席から掲げた。児童たちは「パワーを出し切って」「優勝して横綱に」などのメッセージも添え、白星発進を後押し。6年生の男児(12)は「僕たちだけでなく、会場が貴景勝を応援する雰囲気だった」と、初めて見た大相撲に大興奮の様子だった。

 取り組み後には、貴景勝関の計らいで児童らとの対面も実現。快くサインや写真などにも応じていた。衛藤巧教諭(31)は「けがなく大関、横綱までいってくれたら。小学生みんなの人気者でいてほしい」と、さらなる活躍を願っていた。(尾藤央一)