オランダから出てきた”レヴァンドフスキ2世”!? 注目の超大型17歳

バイエルンのザークツィー photo/Getty Images

近い将来バイエルンに求められるミッションが、FWロベルト・レヴァンドフスキの後継者探しだ。レヴァンドフスキはブンデスリーガの歴史に名を刻む名ストライカーで、レヴァンドフスキが退団した日には得点力が大きく落ちるだろう。

すでに今冬にはハンブルガーSVから19歳のFWヤン・フィーテ・アルプを獲得しており、今夏か2020年夏に合流する予定となっている。アルプもレヴァンドフスキの後継者候補となるはずだが、クラブのユースにも目を向けてみるべきだろう。

今興味深い存在となっているのが、主にバイエルンのU-19チームでプレイしている17歳のオランダ人FWジョシュア・ザークツィーだ。何とも強烈なインパクトのある名前の持ち主だが、サイズも193cmとインパクト抜群。オランダの世代別代表に選ばれているストライカーで、フェイエノールトのユースチームを経て2018年夏にバイエルンへ加わった。

残している成績も見事で、今季全てのコンペティションを含めると25試合で21得点7アシストを記録している。今季開幕前にはパリ・サンジェルマン戦で得点も決めており、非常に将来が楽しみなタレントだ。オランダはロシアワールドカップ出場を逃してしまったが、ネーションズリーグではドイツ代表をも撃破するなど力を蓄えてきている。まだ若すぎるかもしれないが、2022カタールワールドカップを17歳のザークツィーが目指すことも不可能ではない。

独『TZ』によると、ザークツィーもいつバイエルンのトップチームに入れるかとの問いに対して「すぐにでも可能」と答えている。アルプとの競争になるかもしれないが、オランダから出てきた超大型ストライカーはいつトップチームで暴れてくれるのか。

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