ロアッソのルーキー中原、好機演出 鋭いクロス、攻撃にリズム

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【熊本-長野】後半4分、ドリブルする熊本の中原(後藤仁孝)

 熊本県山鹿市出身の大卒ルーキーMF中原輝(ひかる)が右サイドで先発、フル出場した。左足で鋭いクロスを繰り出し、攻撃にリズムを生んだ。CKやセットプレーでキッカーも務め、「緊張はしなかったし、ある程度やれた」と手応えを口にした。

 ルーテル高を経て駒大に進み、持ち味のドリブルを磨いた。この日は守りを固めた長野に対し、自ら仕掛ける場面は多くなかったが、右サイドバック黒木晃平らとの連係でボールをつないで好機を演出した。

 後半はゴール前の攻撃にも絡み、左から出たクロスに走り込んでシュートを放った。相手DFに封じられて「決めるべきだった」と悔やんだものの、渋谷洋樹監督は「攻めに変化をもたらした。まだ伸びる」と及第点を与えた。

 それでも22歳は慢心せず、「CKも多く、ゴールにつなげたかった。次も出られるようキックの質を高めていく」と自身に宿題を課した。(河北英之)

(2019年3月11日付 熊本日日新聞朝刊掲載)