【ラ・リーガ】運が味方したレアル 敵地で4ゴール奪いバジャドリードに競り勝つ

ラ・リーガ第27節が10日に行われ、不振に陥るレアル・マドリードが16位レアル・バジャドリードとアウェイで対戦した。

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UEFAチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイで敗退、リーガでは首位バルセロナと勝ち点12ポイント差と、1週間で3つのタイトルから遠ざかってしまったレアル。選手と会長が口論になるなど、最悪のチーム状況がバジャドリード戦でも色濃く表れる。10分過ぎにアルバロ・オドリオソラがペナルティエリア内でファウルを犯しPKを献上。キックミスで失点は免れるものの、その後もバジャドリードの猛攻に遭い、2度のオフサイドでノーゴール判定があった後、29分についに失点を喫してしまう。これ以上の失点は許されないレアルは、34分にラファエル・ヴァランヌが一瞬の隙を突いて押し込み、少ないチャンスをモノにして試合を折り返す。

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同点で後半を迎えたレアルは、オドリオソラが今度は相手ペナルティエリア内で倒されてPKをゲット。カリム・ベンゼマがゴール右隅に決め、レアルが逆転に成功する。59分にベンゼマのヘディングシュートで点差を広げたレアルは、カゼミロが2枚目のイエローカードで退場となるも、終了間際にルカ・モドリッチがダメ押し弾を挙げて勝負あり。運も味方したレアルが公式戦4試合ぶりの勝利を手にした。

ベンゼマ2ゴールなどでレアルが逆転勝利

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