木更津市議殺害、容疑で娘婿を逮捕・送検 血のついた包丁所持

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 木更津市の石川哲久市議(71)=1期目、同市中央2=が9日に自宅マンションで殺害された事件で、県警は10日深夜、殺人容疑で娘婿の岡山市東区、無職、石川祥一容疑者(44)を逮捕した。同日未明に東京都内のバスターミナルに1人でいるところを確保した際、バッグの中に血の付いた包丁などを所持していた。

 逮捕容疑は、9日午後7時20分ごろから同8時50分ごろまでの間、石川市議の頭や顔を鈍器のようなもので殴打し、胸や腕などを複数回刺して殺害した疑い。

 県警によると、刃物で突き刺すなどした行為は認めているが、殺意を否認している。11日に送検した。12日に司法解剖して石川市議の死因を調べる。

 石川市議と祥一容疑者の間で、今春の統一地方選への出馬を巡るトラブルがあったとみられ、県警は事件の動機につながった可能性も視野に調べている。

 石川市議の妻や娘、孫が9日午後7時20分ごろ、市議宅から外出。妻が市議に電話したがつながらなかったため同8時50分ごろ帰宅した際、出血しうつぶせで倒れている市議を見つけた。12階にある自室の玄関の扉に体が挟まった状態だった。