ニューオリンズ出身のソウル・バンド、タンク・アンド・ザ・バンガスが新曲「アンツ」のMVを公開

credit Nick Spanos

2017年NPRのTiny Desk Contestで6,000人の参加者の中から満場一致の称賛を受け優勝した、今全米が最も注目するニューオリンズ出身のソウル・バンド、タンク・アンド・ザ・バンガスが新曲「アンツ」のMVを公開、さらに5月にリリースされるメジャー・デビュー・アルバム『グリーン・バルーン』のプリオーダーが開始となった。

2017年、NPRのTiny Desk Contestで6,000人の参加者の中から満場一致の称賛を受け優勝したニューオリンズ出身のソウル・バンド、タンク・アンド・ザ・バンガスが、5月8日にメジャー・デビュー・アルバム『グリーン・バルーン』をVerve Forecastからリリースすることを発表、先行シングル「アンツ」のMVを公開した。

本作『グリーン・バルーン』は2013年にリリースした彼らの1stアルバム『Think Tank』以来6年ぶりとなる通算2枚目のアルバムでVerve Forecastからのリリースとなるメジャー移籍第一弾作品、プリオーダーも開始となった。

さらに、アルバムからの先行シングル「アンツ」のMVも公開、タンクのあふれんばかりの意識の流れを手描きのアニメーションで表現、彼女のトレードマークともいえるソウルをそのまま見ているかのようなビデオとなっている。

『グリーン・バルーン』は、タンク・アンド・ザ・バンガスの音楽的進化を示した作品で、ジャック・スプラッシュ、マーク・バトソン、ゼイトーヴェン、ルイ・ラスティック、ロバート・グラスパーら錚々たるプロデューサー陣の手助けも借りて彼ら独自のヴィジョンを表現。

リード・シンガーのタリオナ“タンク”ボールはこう話す。「『グリーン・バルーン』は1stアルバム『Think Tank』のお姉さん的作品。『Think Tank』は12歳で『グリーン・バルーン』は16歳でセックスもするようになったの。すぐそこにいる女の子。」
一方バンド、バンガスは「色みたいなものです。」と言う。「僕たちが影響を受けているものすべてをレコードに記録するということは僕らにとって何の問題もない、だって僕らは一つに列に留まっているいるわけではないから。」
ボールはさらにつけ加える。「私たちがレコードを作っているときは、ただただ作っているの。そして私たちは絶対次のように言うことはないわ。『今のはブルージーすぎるね。ちょっとカントリーすぎたね。ヒップホップすぎたね。』と。その曲はそういう感じだからそういう方向性になったのだから、その曲の持つフィーリングをそのまま押して完成させよう、それが気持ちいいの。」
 
最終的に、バンドはもはや彼ら自身のGreen light(青信号)が光るのを待っている場合ではなく、もうすでに目の前には青信号が光っていてバンドの飛行準備は整った。

タンク・アンド・ザ・バンガスは、現在アメリカ・ツアー中。アメリカでは『グリーン・バルーン』をリリースした直後、5月4日には、今年50周年を迎える地元ニューオリンズの一大フェスティヴァル、ニューオリンズ・ジャズ・アンド・ヘリテッジ・フェスティヴァルに出演することが決定、記念すべき凱旋公演になること間違いない。

「アメリカでもっとも素晴らしいライヴ・バンド」―npr music
「あなたが知っておくべき10バンドのひとつ。自由奔放でインプロヴィゼーションの切れ、ポジティヴなヴァイブスに満ちた世俗的な教会体験」―Rolling Stone
「タンク・アンド・ザ・バンガスはファンク、ヒップホップ、ロック、ゴスペルのグルーヴをつなぎ合わせたサウンドを展開。真剣なストーリーテリング、自己啓発の励まし、ダンスの指導などはバンドのあふれんばかりのあらゆる意識や考えを共有し、私達を楽しませてくれる」
―The New York Times

<プロフィール>
2017年NPRのTiny Desk Concert Contestで6000人の参加者の中から満場一致の称賛を受け優勝した今全米が最も注目するニューオリンズ出身のソウル・バンド。
燃えるようなソウル、巧妙なヒップホップ、深みのあるR&Bから軽妙なジャズまでを彼らのフィルターを通して独自のスタイルでひとつにまとめあげる。
詩人/シンガーのタリオナ”タンク“ボールを中心にキーボードのメレル・バーレット、ドラムスのジョシュア・ジョンソン、ベース/シンセ・キーボードのノーマン・スペンス、アルト・サックス/フルートのアルバート・アレンバックから成る5人組。
2011年のオープン・マイク・ナイトでゆるいコラボとして始まったバンドだが、キャリアの初期にニューオリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティヴァルに出演し注目を集め、ツアーに出て地元外の評判も積み上げていき、ライヴ・ショウのスタイルも確立した上で2013年にアルバム『Think Tank』をリリース。一度ライヴを観た観客は熱心なファンへと変わり、New Orleans AdvocateからThe New York Timesまで批評家からも絶賛されるようになる。ジャズ・フェスでのパフォーマンスに関し「あれ以降私達は一生懸命働くようになり、働いた分だけ評価されたいと思うにようになったの。」とボールは話す。
その後“Quick”という喧々ごうごうたる2017年にリリースしたシングル(その後すぐに洒落臭く、ちょっと危ないMVも配信された)でTiny Desk コンテストで優勝し、その後コーチェラ、ボナルー、ニューポート・フォーク・フェスなどにも出演、2018年には「Smoke.Netflix.Chill.」、「Spaceships」などのシングルをデジタル・オンリーでリリース。そして2019年ついにVerve Forecastからメジャー・デビューを果たす。

〈Tiny Desk Contestとは??〉

アメリカの公共ラジオ放送ネットワークNPR(ナショナル・パブリック・レディオ)のオフィスでNPRのディレクター、ボブ・ボイレンがホストを務め、さまざまなアーティストのライヴ・パフォーマンスを録画、インターネットを通じて配信されているビデオ・シリーズ「Tiny Desk Concert」が2015年から始めたコンテストで参加者はビデオ1曲で応募、NPRのスタッフとさまざまなミュージシャンが審査委員を務め優勝者を決め、優勝するとTiny Desk Concertに出演できる。

タンク・アンド・ザ・バンガスが2017年のコンテストに応募したビデオ↓

タンク・アンド・ザ・バンガスの2017年優勝後の2017年3月のTiny Desk Concert↓

〈最新トラック〉
apple music:「アンツ」
spotify:「アンツ」 
youtube:「アンツ」MV

■作品情報

タンク・アンド・ザ・バンガス『グリーン・バルーン』
Tank and The Bangas / Green Balloon
2019年5月8日(水)日本盤発売
品番:UCCB-1045
価格:2,500(税抜)、2,700(税込)

CDのご予約はこちら 

iTunesの予約はこちら 

【収録曲】
01. カラーズ 
Colors - Introduction

02. スペースシップス
Spaceships

03. ドープ・ガール・マジック
Dope Girl Magic

04. アンツ
Ants

05. ホット・エアー・バルーンズ feat. アレックス・アイズレー
Hot Air Balloons

06. フォーゲットフルネス
Forgetfulness

07. ゲット・アップ feat. ロバート・グラスパー
Get Up - Interlude
08. トゥー・ハイ 
Too High - Prelude

09. アイ・ドント・ゲット・ハイ
I Don't Get High
10. ハッピー・タウン
Happy Town

11. ナイス・シングス
Nice Things
12. スモーク.ネットフレックス.チル.
Smoke.Netflix.Chill.

13. フローティング
Floating - Interlude

14. ミスター・ライオン
Mr. Lion
15. イン・ロンドン feat. ロバート・グラスパー
In London - Interlude

16. レイジー・デイズ feat. ロバート・グラスパー
Lazy Daze

17. カラーズ・チェンジ
Colors Change

【パーソネル】
タリオナ”タンク”ボール (vo)
メレル・バーレット (key, background vo)
ジョシュア・ジョンソン (key, ds, background vo)
ノーマン・スペンス (key, b, synth, background vo)
アルバート・アレンバック (horn, sax, fl)
ジョー・ジョンソン (key, rhodes, ambient sounds, background vo)
アンジェリカ・ジョセフ (background vo)
アイヴィー・ボール (background vo) ほか

■タンク・アンド・ザ・バンガス・リンク
ユニバーサル ミュージック 
本国公式サイト 
Twitter 
Facebook 
Instagram 
YouTubeチャンネル  

© ユニバーサル ミュージック合同会社