ハム大田は打率5割超え&4発 阪神は唯一白星なし…12球団OP戦まとめ

日本ハム・大田泰示【写真:荒川祐史】

首位は5試合で4勝1分けの広島、阪神は7試合で白星なし

 2019年シーズン開幕に向けた12球団のオープン戦も、ほぼ半分を消化した。現時点での12球団と各選手の成績を見ていこう。

○チーム成績

1 広島 5試4勝0敗1分率1.000 差–
2 ソフトバンク 5試4勝1敗0分率.800 差0.5
3 ロッテ 5試3勝1敗1分率.750 差1.0
3 楽天 4試3勝1敗0分率.750 差1.0
5 オリックス 6試4勝2敗0分率.667 差1.0
6 巨人 8試4勝4敗0分率.500 差2.0
7 中日 8試3勝4敗1分率.429 差2.5
8 DeNA 7試2勝3敗2分率.400 差2.5
8 西武 5試2勝3敗0分率.400 差2.5
10 ヤクルト 8試3勝5敗0分率.375 差3.0
11 日本ハム 6試1勝3敗2分率.250 差3.0
12 阪神 7試0勝6敗1分率.000 差5.0

 昨年、日本シリーズで対戦した広島とソフトバンクが好調。対照的に阪神は7戦して勝利なし。阪神は昨年のオープン戦も2勝12敗2分で最下位、ペナントレースも最下位だった。あくまでオープン戦ではあるが、気がかりではある。

○安打数

1 大田泰示(日)10
1 雄平(ヤ)10
3 塩見泰隆(ヤ)9
4 島内宏明(楽)8
4 會澤翼(広)8
6 秋山翔吾(西)7
6 頓宮裕真(オ)7
6 福田周平(オ)7
6 陽岱鋼(巨)7
6 楠本泰史(De)7
6 ソト(De)7
6 宮崎敏郎(De)7
6 高橋周平(中)7
6 木浪聖也(神)7

○本塁打

1 大田泰示(日)4
2 ソト(De)2
2 横尾俊建(日)2
2 鈴木誠也(広)2
2 田中和基(楽)2
2 廣岡大志(ヤ)2
2 山川穂高(西)2
2 福田永将(中)2
 1本塁打43人

○打点

1 鈴木誠也(広)8
2 會澤翼(広)7
2 ブラッシュ(楽)7
2 西浦颯大(オ)7
5 山川穂高(西)6
5 高橋周平(中)6
5 岡大海(ロ)6
8 廣岡大志(ヤ)5
8 頓宮裕真(オ)5
8 オコエ瑠偉(楽)5
8 中村奨吾(ロ)5

日本ハム大田は打率.556、4本塁打と大爆発

○盗塁数

1 塩見泰隆(ヤ)5
2 岡大海(ロ)3
2 吉川尚輝(巨)3
2 佐野皓大(オ)3
5 西浦颯大(オ)2
5 平沢大河(ロ)2
5 近本光司(神)2
5 杉谷拳士(日)2
5 上田剛史(ヤ)2
 1盗塁27人

○打率(規定打席以上)

1 島内宏明(楽).727
2 大田泰示(日).556
3 ブラッシュ(楽).545
4 森友哉(西).462
5 岡大海(ロ).417
6 秋山翔吾(西).412
7 金子侑司(西).400
8 頓宮裕真(オ).368
9 塩見泰隆(ヤ).333
9 源田壮亮(西).333

 日本ハムの大田が18打数10安打4本塁打と絶好調。大田は春季キャンプでは三塁コンバートも試されたが、オープン戦では外野に戻り、2番の打順で結果を出している。ただし4本の本塁打はすべてソロだ。楽天の島内は11打数8安打。島内は昨年も打率5位。オープン戦では好調だが、開幕してからどうか。ヤクルトの新鋭、塩見は8試合で5盗塁をマークし盗塁死は3を記録している。

○勝利数

1 大瀬良大地(広)2
 1勝31人

○セーブ数

1 鈴木博志(中)3
 1セーブ12人

○奪三振数

1 大瀬良大地(広)12
1 今永昇太(De)12
3 菅野智之(巨)10
3 有原航平(日)9
3 床田寛樹(広)9
3 柳裕也(中)9
3 上沢直之(日)9
3 スアレス(ヤ)9
9 ミランダ(ソ)8
9 メルセデス(巨)8
9 榊原翼(オ)8

○防御率(規定投球回数以上)

1 床田寛樹(広)0.00
2 今永昇太(デ)1.13
3 ボルシンガー(ロ)1.29
4 岸孝之(楽)1.80
5 金子弌大(日)2.57
5 ミランダ(ソ)2.57
5 有原航平(日)2.57
8 笠原祥太郎(中)2.84
9 有吉優樹(ロ)3.00
9 バーベイト(日)3.00

 まだ主戦級の投手は1、2試合しか登板していないので、明確な傾向は出ていないが、広島の3年目、床田が2試合を投げて7回無失点。ローテーション入りに手をかけている。DeNAの左腕今永は2試合8回を投げて自責点1、これに加え3月9日の侍ジャパンシリーズ2019のメキシコ戦でも先発し、2回無失点と復調の兆し。救援投手では、中日の鈴木博志が、5試合を投げて自責点0、3セーブと絶好調だ。(Full-Count編集部)

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