2月26日に発表され大きな話題となった、インテルのNike契約20周年記念ユニフォーム。
過去20年間のホームキットから10着を選んでデザインに使用しているという、ファンならマストアイテムの記念ユニフォームだが、その全貌がついに明らかに!
ここでは9日に公開された詳細画像とともに、今回のデザインに使われた10シーズンのユニフォームの“ポジション”をご紹介しよう。
Nike × Inter 20th Anniversary Mash-Up kit
今回のユニフォームは単なる記念キットではなく、17日に行われるミラノダービーで実際に着用する。画像のユニフォームは選手用と同等のヴェイパーマッチシャツ(いわゆるオーセンティック)。
ヴェイパーマッチの特徴であるメッシュホールや、袖のジグザグ模様を確認できる。
首元の内側には、インテルの象徴である大蛇で「20」を模ったロゴマーク。ちなみにオーセンティックとレプリカとでは、ロゴのプリント位置が少し異なる。
デザインに使われた10のユニフォームを確認しやすくするため、各部にシーズンを記入してみた。
前面のデザインに使われているのは、この5つのユニフォーム。98-99シーズンはNikeとの契約1年目で、記念すべき一着。そして10-11シーズンはクラブ史上初のアジア人選手、長友佑都(現・ガラタサライ)が最初に袖を通したキットだ。
背面には、この5つのモデルを使用。ジョゼ・モウリーニョ監督時代の09-10シーズンはセリエA、コッパ・イタリア、そしてチャンピオンズリーグを優勝して3冠を達成。クラブ史上に残る偉大なシーズンとなった。
しかし、スタイリッシュなデザインが人気の14-15シーズンは、もう少し大きく扱っても良いような…。
ユニフォームの発売開始とともに公開されたネームナンバーは、ゴールドの特別仕様。背番号には、ミラノ市内の歴史的な街路にインスピレーションを得たというデザインを採用している。
第27節終了時点でインテルは4位(勝ち点50)、そしてミランは3位(勝ち点51)。両者の勝ち点差はわずか「1」しかない。インテルにとって次節のダービーは、勝てば3位に浮上する大一番だ。