来年9月に開通へ 圏央道、厚木PAスマートIC

 厚木市は11日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の厚木パーキングエリア(PA)に新設する厚木PAスマートインターチェンジ(IC)について、開通予定時期が2020年9月になるとの見通しを明らかにした。同日の市議会本会議で、新川勉氏(新政あつぎ)の一般質問に答えた。

 厚木PAスマートICは、市と中日本高速道路が共同事業者となって整備を進めている。当初は開通予定を18年度中としていたが、「圏央道『外回り』のスマートICの出入口部分で構造上の大幅な変更の必要が生じた」(同市)ことから計画を見直し、20年度上半期に延期すると発表していた。

 同日の市議会で、市は完成予定時期についても「20年6月」と説明。開通には「3カ月程度の手続きを経る」とした上で「中日本高速道路と連携を図り、一日も早い開通に向けて取り組む」とした。

© 株式会社神奈川新聞社