きょう12日(火)は太平洋側では晴れる所が多くなるが、日本海側では変わりやすい空模様となりそうだ。天気が急変するおそれがあるため、急な雷雨や突風などに注意が必要となる。また、北海道では午前中まで高波に、夜まで強風に注意が必要だ。
大気不安定 日本海側を中心に急な雷雨に注意
寒気を伴った低気圧が近づく影響で、きょうは日本海側を中心に大気の状態が不安定になる。午前5時現在、山陰を中心に雨雲がかかっているが、この雨は朝のうちには止む見通し。
ただ、このあとは北陸を中心に断続的に雨や雷雨となり、そのほかも天気が急変するおそれがある。特に夕方以降は日本海側の広い範囲で発雷確率が高くなっているため、急な雷雨や突風には注意が必要だ。晴れる時間が長い太平洋側でも、一部でにわか雨や雷雨の可能性はある。
北海道は高波と強風に注意
発達した低気圧が北海道の南東を北上している影響で、北日本の太平洋側の海上を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなっている。このあとも北海道では昼前にかけて波の高い状態が続くとみらえ、予想される波の高さは6メートル。
また、強風は夜まで続き、瞬間的には30メートルの非常に強い風が吹くおそれがあるため、北海道では昼前まで高波に、夜まで強い風に注意が必要だ。(気象予報士・多胡 安那)