ララコープ20周年記念 モト冬樹さん軽快トーク 何でもいいから楽しみを

 生活協同組合ララコープの創立20周年を記念し、ミュージシャンやタレントとして活躍するモト冬樹さんのトークショー(ララコープ主催、長崎新聞社共催)が8日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで開かれ、約400人が軽快なトークを楽しんだ。
 東京都出身。中学時代にギターに熱中し、1977年にグッチ裕三さんらとバンド「ビジーフォー」を結成した。デビュー当時を振り返り「ギターで芸能界に入ったけど、今はあまり知られていない」と笑いを誘った。
 質問コーナーで50代の女性から「高校1年の息子がギターの練習を始めた。上手になる秘訣(ひけつ)は」と問われると「ギターを好きになって、常に触っていること」と回答。最後に「何でもいいから“楽しみ”を見つけてほしい。毎日楽しく生きていたら、年は取らない」とメッセージを送った。
 サプライズで弾き語りも披露し、中島みゆきさんの「糸」などを熱唱した。
 9日は長崎市茂里町の長崎ブリックホールでも開き、多くの観客を魅了した。

「楽しみを見つけてほしい」と話すモト冬樹さん=アルカスSASEBO

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