マリナーズ・シーガー 左手手術により4月いっぱいまで欠場へ

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直近7シーズンで三塁手としてメジャー最多の出場試合数を誇るカイル・シーガー(マリナーズ)が、左手の腱を修復する手術を受けるため、少なくとも4月いっぱいまで欠場することが確実となった。シーガーは自身初の故障者リスト入りとなり、来週日本で行われるアスレチックスとの開幕シリーズの欠場も確定。マリナーズはライオン・ヒーリーを三塁手として起用し、シーガーの穴を埋める方針だ。

シーガーはメジャー定着を果たした2012年以降の7シーズンで、チームの1134試合のうち1079試合に三塁手として先発出場した。これはエバン・ロンゴリア(元レイズ、現ジャイアンツ)の917試合に大差をつけてメジャー最多であり、故障者リスト入りが1度もないなど、その「鉄人」ぶりは際立っていた。「これが僕にとって初めての故障者リスト入りとなる。(故障が少ないことには)誇りを持っていたんだ」とシーガー。「チームメイトと離れ離れになってしまうのはつらいよ」と素直な心情も口にした。

シーガーとスコット・サービス監督はともに、戦列復帰の具体的な時期についての明言を避けた。ただし、サービスはシーガーが4月いっぱいまで欠場するとの見通しを立てている。シーガー自身は「リハビリの進捗状況次第だろうね。日本へは行かずにリハビリに取り組むことになるだろう」と語っている。

昨季のシーガーは打率.221という自己ワーストの成績に終わり、復調を目指してオフシーズンのトレーニングに取り組んでいた。オープン戦ではここまで打率.318と順調な仕上がりをアピールしていたが、「これが僕たちの仕事だし、残念だけど故障もその一部なんだ」と本人が語ったように、無念の戦線離脱となった。

マリナーズは、昨季正一塁手を務めたヒーリーを三塁に再コンバートし、シーガーの穴を埋める方針だ。三塁手用のグラブは用意しておらず、シーガーのグラブを借りている状況だという。長打力ではシーガーに勝るとも劣らないだけに、昨季3イニングしか守っていない三塁守備に適応できるかどうかがポイントとなりそうだ。