いま奈良で「パン」がアツい！！　毎朝でも食べたい！あなたに寄り添う地域のパン屋さん

「パン屋さん」がいま奈良でアツい！毎日でも食べたい、町のパン屋さんをご紹介します。今回は、近鉄奈良駅から徒歩１０分、佐保川沿いにある「日々ムラカミ」さんへ。

長年、パン作りに携わってきた店長の村上さんが、夢の個人店を２０１８年７月にオープン。ベーカリーやブーランジェリーなどの看板を掲げるお店が増えている中で「日々ムラカミ」という店名には「気取らない、地域住民の方々の日々に寄り添うパン屋さんでありたい」という想いが込められています。

食べる人のことを考えた食パン

「日々ムラカミ」さんの看板メニューは食パンです。

スーパーなどで販売している食パンよりも二回りほど小さな食パンには食べる人のことを考えた村上さんの想いが。例えば、食パン１枚は大きすぎるというお子さんや、食の細いご老人など老若男女問わず、毎日食べる白いご飯のように誰にでも美味しく食べていただけるように「丁度いい」サイズに作られているんです。

小さな見た目ですが、１斤の分量は市販の食パンと同じだそう。国産小麦に奈良産の有機米を配合した食パンは耳はカリカリ、目が細かくギュッと詰まっていてしっとりモッチモチ！そのままで十分美味しいのですが、焼いても、目玉焼きなどをトッピングしても美味しい食パンです。毎朝食卓に並んでいると一日を元気にスタートできそうですよね。

朝も昼も食べたくなる！

冬季限定の「チーズフォンデュ」や「いよかん」をはじめ、菓子パンや総菜パン、ハード系のパンもあり、種類が豊富なんです。できるだけ奈良県産の食材を使われているそう。

しあわせクリームパン

小さくてかわいらしいフォルムですが、手に取るとずしっと重いので「きっとクリームがたくさん詰まっているんだろうな…！」と食べる前からワクワクする一品。その期待どおりにギュッと詰まった自家製カスタードが溢れ出してきます。甘すぎず、しつこくないので何個でもいけそう…まさに「しあわせ」クリームパンです。

サンライズ

いわゆるメロンパンなのですが、特長は大きな粒の「ざらめ」です。このざらめとアーモンドがサクサクした食感と香ばしさをより引き立てています。

ほうじ茶あんの豆大福

黒豆・ほうじ茶あん・白玉がゴロゴロ入っていて、食べごたえ抜群！香ばしいほうじ茶あんには奈良産の有機茶葉を使用。上品な甘さに温かいお茶が欲しくなりました。おやつ感覚でいただきたい逸品です。

ちーちく

パンにちくわ！？と驚かれる方も多いでしょう。侮ることなかれ！フワフワのパンにムチッとした食感のちくわの相性が抜群です。チーズが合わないはずがないですよね。

日々に寄り添うパンを

気取らない、どこか昔なつかしい雰囲気のパンが並ぶ「日々ムラカミ」さんだからこそ、肩肘を張らず気軽に立ち寄れる空気がそこにはありました。「こんなパン屋さんが近所にあればいいのに…」と近隣住民の方を羨ましく思います。

「日々ムラカミ」さんの食べる人のことを一心に想う気持ちがぎゅっと詰まったパンたちをぜひ一度、ご賞味あれ。

※この記事は取材当時の情報です。