英2部ボルトンで給与未払いが発生 かつては中田英寿や宮市亮がプレイ

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給与未払いが問題となっているボルトン photo/Getty Images

かつてMF中田英寿やFW宮市亮、FW西沢明訓が所属したこともあるプレミア・チャンピオンシップ(英2部)のボルトン・ワンダラーズが、ピッチ外で騒動を引き起こしている。選手・スタッフに対して、クラブの2月の給与支払いが滞っているというのだ。これについて彼らは、プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)からの支援を求めている。

ボルトンは2016年にも資金繰りが悪化、当時はクラブOBであるディーン・ホールズワース氏が代表を務めるスポーツ・シールド・コンソーシアムに買収され破産を回避していた。しかし、昨年再び破産の危機に直面する。クラブは先月24日“原則的に”クラブ売却に合意し週末までには買収が完了するとの見解を示していたが、それ以降音沙汰がなく給与未払いが発生。今回の騒動に発展した。

英『BBC』『Sky Sports』によると、ボルトンの選手やスタッフは先週の金曜日にクラブCEOであるアンダーソン氏と話し合いの場を設け「月曜日までにクラブの買収が行われなかったならば、私が選手とスタッフの給与をクラブに入金することになるだろう」と説明を受けていたという。しかし、選手たちの銀行口座に振り込みは行われず、約束を反故にされる形となったようだ。彼らは「アンダーソンに非常に失望しています。唯一の選択肢は私たちに代わって手続きを始めるようにPFAに依頼することです」との声明を出し、徹底抗戦の構えをとっている。

日常生活をする上で、お金はすべての人にとって必要だ。特にサッカー選手などのアスリートは、現役でいられる短い期間により多くのお金を稼がなければならない。そんな境遇で1ヶ月とはいえ収入が滞ってしまうのはモチベーションにも影響が出る。現在チャンピオンシップにおいてボルトンは3部降格圏の23位。選手はプレイに集中してほしいところだが、今回の場合はそうもいかなそうだ。