英下院、EU離脱案再び大差否決

「合意なし」に強まる警戒

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英議会で話すメイ首相=12日、ロンドン(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英下院(定数650)は12日、1月に否決した欧州連合(EU)離脱合意案を、賛成242票、反対391票の大差で再び否決した。メイ首相は、英側が望む条項などを盛り込んだ付属文書をEUとまとめ、合意案に追加したが、離脱強硬派の懸念を解消できなかった。EUは、経済や社会に混乱をもたらす「合意なき離脱」への警戒を強めた。

 メイ氏は、下院で13日に合意なき離脱の是非を問い、結果次第で14日に離脱延期の賛否を問うと約束。合意なき離脱を回避すべきだとの議員は多く、最終的に延期を議決する公算が大きい。