プロロジス つくばに物流施設整備 ZOZO全フロア賃借へ

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ZOZOが使用する「プロロジスパークつくば2」の完成イメージ

賃貸型の物流施設を開発・運営するプロロジス(東京、山田御酒社長)は7月、つくば市さくらの森で大型物流施設の建設に着手する。衣料品インターネット通販「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZO(千葉市、前沢友作社長)が全フロアを賃借し、アパレル商品の全国配送拠点として2020年秋の本格稼働を目指す。約6キロ離れた「プロロジスパークつくば1-A」(つくば市東光台)を稼働させているが、さらなる物流増に対応する。

新たに整備するのは「プロロジスパークつくば2」。敷地面積は約4万9600平方メートルで地上4階建て。物流施設の延べ床面積は約11万800平方メートル。つくばエクスプレス(TX)沿線開発エリアの土地区画整理事業「中根・金田台地区」に位置する。1階、3階、4階に計90台分の荷物の積み降ろしスペースを設け、大型車両が直接アクセス可能な設計とする。7月着工する。

ZOZOは「プロロジスパークつくば1ーA」を18年9月に稼働しており、隣接地へ今年9月に完成予定の「プロロジスパークつくば1-B」を建設中。この3拠点を一体的に活用し、アパレル商品発送の基幹拠点とする考え。物流施設全体で6千億円から7千億円程度の商品取扱高に対応可能となる見込みだ。

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)つくば中央インターチェンジからも近く、圏央道の県内全線開通に伴い、都心部を経由せずに東日本全域や関西方面をカバーすることが可能となったことから千葉県内に次ぐ広域戦略拠点と位置付けた。

プロロジスは、19カ国で展開する3690棟の物流施設を約5100社に賃貸。国内では圏央道沿線への施設整備に力を入れ、県内でも14年以降、「プロロジスパーク常総」(常総市)や「プロロジスパーク古河」(古河市)を開設している。同社は「圏央道の開通により、茨城県沿線が物流の好適地となった。今後も沿線を中心に物流施設の開発運営を進めていきたい」としている。(小室雅一)