TJ手術からの復帰目指すアストロズ・マルテス 80試合出場停止

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日本時間3月13日、メジャーリーグ機構はアストロズのフランシス・マルテスに80試合の出場停止処分を科したことを発表した。マルテスは薬物検査の結果、パフォーマンス向上薬の一種であるクロミフェンに陽性反応を示し、メジャーリーグの薬物規定に違反。昨年8月にトミー・ジョン手術を受け、戦列復帰に向けてリハビリを続けているマルテスだが、今季中のメジャー復帰は難しくなった。

現在23歳のマルテスは、2017年にメジャーデビューを果たし、32試合(うち4先発)に登板して5勝2敗、2ホールド、防御率5.80、奪三振率11.43をマーク。昨季はマイナーで5試合に先発したあと、8月中旬にトミー・ジョン手術を受け、戦列復帰には12~16ヶ月を要すると見られていた。早ければ今季終盤戦に戦列復帰を果たす可能性もあったが、今回の出場停止処分によりその可能性は限りなく低くなったと言えるだろう。

アストロズはマルテスの出場停止処分について声明文を発表。そのなかで「ヒューストン・アストロズはメジャーリーグの薬物規定と治療プログラムを全面的に支持します。フランシス(・マルテス)が今回の経験から学び、成功に満ちたキャリアを送るために戻ってくることを願っています。この問題について、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます」とコメントした。

マルテスは2015年にマイナー3階級合計で8勝3敗、2セーブ、防御率2.04の好成績をマークし、翌2016年の「ベースボール・アメリカ」のプロスペクト・ランキングで全体20位にランクイン。2016年はAA級で9勝6敗、防御率3.30、奪三振率9.41をマークして2017年の同ランキングでは全体15位とさらに評価を上げた。将来のエース候補として期待された右腕だったが、故障に加えて薬物規定違反によって足踏み。ここからキャリアを立て直すことができるのか。マルテスの今後に注目したい。