UAE1部リーグのアル・アインでプレイしているDF塩谷司が、チームを敗戦から救うゴールを決めてみせた。
同選手は現地時間12日に行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第2節(エステグラル戦)に先発。アル・アインが0-1とリードされて迎えた85分、同クラブのMFラヤン・ヤスラムが敵陣右サイドからフリーキックを蹴ると、このこぼれ球がペナルティエリア内の塩谷のもとへ。同選手が左足でダイレクトシュートを放ち、同点ゴールを挙げた。
試合はこのまま1-1で終了。グループステージ初戦で敗れていたアル・アインは塩谷の活躍により勝ち点1を獲得し、グループC最下位への転落を免れた。この同選手のゴールにUAEメディア『Khaleej Times』が反応。「塩谷の遅めのゴールが、エステグラルの上位浮上を阻止した」という見出しを打ち、アル・アインの第2節の結果に胸をなで下ろしている。
[4-5-1]の布陣のセンターバックとして出場した塩谷は、両軍の選手中2番目に多いインターセプトを記録するなど奮闘(3回、データサイト『Sofa Score』より)。今後も的確なカバーリングで同クラブの守備を支え、グループCで現在3位につけるアル・アインをラウンド16進出(グループ2位以内)に導けるだろうか。
【グループC順位表(第2節消化時点)】
1位:アル・ヒラル(サウジアラビア) 勝ち点:6 得失点差:+3
2位:アル・ドゥハイル(カタール) 勝ち点:3 得失点差:+1
3位:アル・アイン(UAE) 勝ち点:1 得失点差:-1
4位:エステグラル(イラン) 勝ち点:1 得失点差:-3
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