リヴァプールとの2ndレグはどちらが有利? バイエルンのカギ握るバランス

1stレグはスコアレスドロー photo/Getty Images

13日に行われるバイエルンVSリヴァプールのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグはどちらが有利なのだろうか。アンフィールドでの1stレグはスコアレスドローに終わり、2ndレグをホームで迎えるバイエルンはとにかく勝てばいい。しかし、リヴァプールにアウェイゴールを1点でも許せば大ピンチに陥ってしまう。どちらが有利とも言えない難しい状況と言えよう。

『sky SPORTS』によると、バイエルンのOBで元ドイツ代表のローター・マテウス氏は、バイエルンが勝ち上がるためにはバランスが何より重要と語る。得点を奪おうと前がかりになるとリヴァプールのカウンターを浴びる危険があり、逆に臆病になりすぎると得点を奪えない。

「1stレグの0-0という結果は、表面上は良いものだ。だが、バイエルンはアウェイゴールを奪っていない。強力な攻撃を持つリヴァプールとの対戦はなおさら危険だ。バランスが非常に重要だ。攻撃的になりすぎれば、リヴァプールはそれを利用してくる。守備的になりすぎると、こちらの攻撃の脅威が落ちる。バイエルンはどうにかして得点を奪わないといけない。0-0を目指すようなゲームではないからね」

1stレグもバイエルンはかなり気を遣ってプレイしていた。守備意識も高く、リヴァプール相手に失点しないことを第一に考えて戦っていたのは間違いない。今回もリヴァプールの攻撃に気をつけながらの戦いとなるはずで、綱渡りのような緊迫した展開となるだろう。

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