津波不明者を潜水士捜索、福島沖

家族の依頼受け

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福島県南相馬市沖で行われた、津波による行方不明者の海中捜索=13日(NPO法人アジア太平洋英霊顕彰会提供)

 東日本大震災の津波で多くの行方不明者が出た福島県南相馬市沖で13日、不明者家族の依頼を受けた潜水士が海中で手掛かりを捜した。海水の濁りがひどく途中で打ち切った。5月に再度、捜索する予定。

 旧日本兵の遺骨回収などに取り組むNPO法人アジア太平洋英霊顕彰会(東京)が実施した。昨年11月、水中音波探知機(ソナー)で沖合1キロの海底に長さ約900メートルの隆起を発見。遺留品などが見つかる可能性があるとみて、潜水士2人が付近を調べた。

 協力した宮城県女川町の潜水士高橋正祥さんは「視界は1メートルもなかった。水の透明度の高い時期にもう一度捜索したい」と話した。