みなし仮設住民ら歌や踊り楽しむ 玉島で支援催し、地元住民と交流

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 西日本豪雨で自宅が浸水し、みなし仮設住宅などで暮らす被災者を支援しようと、倉敷市玉島地区の住民が11日、食事や音楽を楽しむ「ほっと笑待会(しょうたいかい)」を玉島公民館長尾分館(同市玉島長尾)で開いた。被災者は同郷の仲間との再開を喜びながら、玉島地区の地元住民とも交流を深めた。

 玉島地区のみなし仮設住宅などで暮らす約70人が訪れ、午前中は地元のグループなどがダンスや歌を披露。昼食には、被災地支援として長野県から届けられた信州そばやお汁粉が振る舞われ、参加者は近況報告や世間話に花を咲かせた。

 真備町地区から玉島地区の仮設住宅に移った女性(78)は「災害後、住まいが分からなくなった知り合いも多かったので楽しみにしていた。今後もこうしたイベントがあるとうれしい」と話していた。

 精神障害者支援を行う玉島地区の「くらしき心ほっとサポーター」が主催。企画した同サポーターの浅野順子さん(74)は「被災者が地域に溶け込むには、地元住民が寄り添うことが大切。これからも支援していきたい」と話していた。

「ほっと笑待会」で信州そばを味わう参加者