ルーマニア1部のCFRクルージュは、「元ブラジル代表FWジュリオ・バチスタとの契約を解除した」と発表した。
ジュリオ・バチスタは1981年生まれの37歳。かつてセビージャやレアル・マドリー、アーセナル、ローマなどでプレーしたことで知られるアタッカーだ。
強靭なフィジカルと得点力を武器にしており、ブラジル代表でも47試合に出場するなど重要な選手の一人となっていた。
2016年末にオーランド・シティを離れてからは長く無所属の期間を過ごし、昨年8月にようやくCFRクルージュとの契約にこぎつけている。
ただ、ルーマニアリーグではそれからわずか43分しかプレーすることが出来ず、「世界で最も出場時間あたりの年俸が高い選手」とも評価されることに。
そして結局今回クラブとジュリオ・バチスタの合意の下で契約が解除されることになり、チームを離れることになったそうだ。
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ただ、CFRクルージュは「長い時間プレーしなかったとしても、彼のドレッシングルームへの貢献は重要なもので、プロ意識と準備の方法は若い選手にモチベーションを与えた」と高く評価しているようだ。