センバツでの活躍誓う 桐蔭学園と横浜、本社を訪問

表敬訪問した桐蔭学園ナイン(右側)と横浜ナイン=横浜市中区の神奈川新聞社本社前

 第91回選抜高校野球大会(23日から12日間・甲子園)に出場する桐蔭学園、横浜の両校ナインが13日、横浜市中区の神奈川新聞社本社や県庁などを訪問し、聖地での活躍を誓った。

 桐蔭は昨秋の県大会で準優勝すると、続く関東大会で24年ぶりの頂点に輝いた。センバツ出場は16年ぶり6度目となる。森敬斗主将(3年)は「甲子園の舞台は自分たちだけの力でつかみ取ったものではない。感謝の気持ちを全力プレーで示したい」と意気込み、就任2年目の片桐健一監督(45)は「神宮大会で負けてから原点に戻って練習してきた。来たるべき日に備えてやっていく」と闘志を燃やした。

 5年ぶり16度目の選抜となる横浜は昨秋の県大会で優勝したが、関東大会では8強止まり。それでも、関東地区の最終枠に滑り込んで2季連続の甲子園切符を手にした。内海貴斗主将(3年)は「自分は3度目の甲子園。主将として全力で楽しみ、三度目の正直で優勝したい」と抱負を語った。選抜初采配となる平田徹監督(35)は「関東のベスト8で選ばれたことを厳粛に受け止め、精いっぱい頑張りたい」と力を込めた。

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