【プレミアリーグ】相次ぐ乱入者事件にランパード監督が苦言を呈す「選手が危険に晒されている」

ダービー・カウンティのフランク・ランパード監督は、ここ最近になって連続で起きているピッチ乱入者について言及。現役時代に起きた同様の事件を振り返り、選手が危険に晒されていると苦言を呈した。

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現地時間10日にイングランド2部相当のチャンピオンシップでアストン・ビラとバーミンガムによる“バーミンガム・ダービー”が開催。試合開始から10分ほどのところでピッチに観客が乱入し、アストン・ビラのアイルランド人MFジャック・グリーリッシュに後ろから暴行を加えた。乱入者はすぐに警察に逮捕されたが、同じ週にはスコティッシュ・プレミアシップでスティーブン・ジェラード監督が率いるレンジャーズの試合で、他にもアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドのビッグマッチでも乱入者が入ったことが問題となっている。

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ランパード監督はチェルシーに所属していた2007年に起きた乱入者事件を回顧。2-1で勝利したFAカップのトッテナム・ホットスパー戦を思い返し、選手の安全面を改めて説いた。「トッテナム戦の時は私がジグザグに揺れながら逃げれたから助かったんだ。でもアストン・ビラで起きた事件は誰もが危険だと思ったはず。選手の安全面確保を、スタジアムチェックリストの一番上にしなければならない。セキュリティ面を検討し、抑止力を高める必要がある。グリーリッシュの対応はよかったけど、この件についてはもっと厳格に対処すべきだ」。“バーミンガム・ダービー”で逮捕された人物は、14週間投獄されることとなっている。

ランパード監督が乱入者事件について苦言を呈す

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