いじめで「重大事態」 牛久の女子児童、市教委認定 調査委設置へ

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牛久市内の市立小学校に通う女子児童(10)が校内でいじめを受け、市教委が「重大事態」にあると認定していたことが13日、分かった。市教委は近く調査委員会を設置し、原因や経緯について調べる方針。

市教委によると、「重大事態」とは、いじめが原因で30日以上の欠席や心身の変調、転校を余儀なくされるなどの状況。

いじめが発覚したのは昨年11月。児童の両親から指摘があり、学校が当事者や保護者、担任らから聞き取り調査を実施。市教委も今年1月、調査を行った。

調査結果を踏まえ、2月に市いじめ問題専門委員会が開かれ、いじめの事実と児童が重大事態にあることを認定した。

認定を受け、市教委は3月11日、いじめ調査委員会の設置を決定。詳しい原因や経緯の解明に向け、委員選任し協議を進める。市教委は「当事者間の関係の健全化を図るために慎重に調査していく」と話した。

13日には、児童の両親が根本洋治市長と面会し、学校の対応などについて改善を求めた。両親は、いじめた児童に対する個別指導が不十分とし、いじめの事実を説明する保護者会も開かれていないと指摘。児童が再び学校に通える環境を整えるよう求めた。(秋葉凌)